お客様の事例

クラウド型グローバル倉庫管理システム(WMS)の構築

お客様

倉庫管理物流サプライチェーン在庫管理複数倉庫対応

AndroidAzure Cloudエンタープライズシステム

日本の大手物流企業は、拡大を続けるグローバルサプライチェーンを支えるため、アジアの複数地域で倉庫を運営しています。事業の拡大に伴って倉庫業務は次第に複雑化し、在庫、倉庫内プロセス、そして拠点をまたいだ運用状況の可視性を一元的に管理できるプラットフォームが必要になっていました。お客様が求めていたのは、業務プロセスを標準化しながら継続的な事業成長を支えることができる、拡張性の高い倉庫管理システム(WMS)でした。

主な成果

・約300人月規模の開発
・プロジェクト期間:2021年7月~2023年12月
・PM、BrSE、開発担当者、QAエンジニアで構成される専任開発チーム
・基本設計から保守までの一貫した開発
・Microsoft Azure上に構築したクラウドネイティブ倉庫管理プラットフォーム

技術スタック

Java

Spring Boot

Vue.js

Android (Java)

Microsoft Azure

SQL Server

課題

お客様は複数の国にまたがる倉庫を管理しており、各倉庫はそれぞれ独自の業務フローとシステム構成で運用されていました。このように分断された環境のため、倉庫業務を統一された形で維持すること、在庫情報をリアルタイムで共有すること、そして物流全体のパフォーマンスを把握することが困難になっていました。
取扱量が増加を続ける中で、人手による調整と統一されていない運用プロセスが管理工数の増加を招き、在庫状況の可視性も限られていました。またお客様には、新たな拠点ごとにシステム全体を再設計することなく、将来の倉庫拡張に対応できる柔軟なプラットフォームが必要でした。
業務効率を高め、地域全体の業務に共通の倉庫管理標準を確立するため、お客様はエンドツーエンドの倉庫内プロセスに対応できるクラウド型の倉庫管理システムを構築することを決定しました。

ソリューション

専任オフショア開発体制

Rikkeisoftは専任のオフショア開発チームを編成し、業務分析とシステム設計から、実装、テスト、長期的な保守に至るまで、プロジェクトのライフサイクル全体を通じてお客様と緊密に連携しました。

クラウド型倉庫管理システム

チームは、在庫管理、入荷、格納、ピッキング、梱包、出荷、運用レポーティングを網羅するクラウド型の倉庫管理システムを開発し、エンドツーエンドの倉庫業務に対応しました。

モバイルによる倉庫業務

Androidベースのモバイルアプリケーションにより、倉庫作業者は日々の作業を倉庫の現場で直接行えるようになり、業務効率が向上し、手作業が削減されました。

拡張性のあるクラウド基盤

Microsoft Azure上に構築された本ソリューションは、複数拠点にまたがる倉庫の一元管理を実現しながら、今後の事業拡大にも対応します。現場からのフィードバックに基づく継続的な改善により、倉庫内プロセスはさらに最適化され、システムの安定性も向上しました。

ビジネス成果

新しいクラウド型倉庫管理システムにより、お客様は複数拠点にまたがる倉庫業務を標準化しつつ、在庫の可視性と業務効率を向上させることができました。倉庫内プロセスを統合されたプラットフォームへ集約したことで、管理者はリアルタイムの情報をもとに、在庫の動きと日々の倉庫作業をこれまで以上に的確に管理できるようになりました。

また本ソリューションは、手作業による運用負荷を軽減し、倉庫業務の正確性を高めるとともに、今後の倉庫拡張にも対応できる拡張性のあるプラットフォームを確立しました。最新のクラウドアーキテクチャと長期的な保守サポートにより、お客様は事業要件の変化に合わせて物流機能を継続的に強化していくための安定した基盤を手にしています。

目次

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